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ESSAY《創造のためのインプット・ストック》

Think

 つまり、人は、日本人は暇なのである。

なぜならすっかり餌付けされた消費者になってしまったからだ。

与えられた娯楽の中で、周りから絶え間なく流れ込む消費モデルに憧れや焦りを植え付けられた。

スマホを開けば、「今あなたはこんなものがほしいでしょう?」というささやきが、毎秒どこからともなく目の前に押し寄せてくる。

覚悟をもってそれらを享受しないと、やがて創造することを忘れ、消費から得る快楽に侵され、中毒的ユーザーになっていく。

そして、タイムラインを流れゆく誘惑に、指を止めずにはいられなくなる。たった1分でも、その消費ゲームを体感すれば、またあの快楽がほしい、と脳が求める。そのスパイラルから抜け出すのは、ドラッグ中毒者と同じように、険しい未来しかない。

アダルトサイトも、パチンコの行列も、貧しい日本をつくったのは確かに政治の腐敗に因るところが大きいが、白旗を上げて、闘うことをやめたのは、最終的には自分たち自身なのだ。

僕たちは、どう生きるか。

創造的アウトプットの萌芽を生む種まきは、創造をやめないジェダイに贈るエールとなる。

創造の円陣を、今一度、組み直したい。

多くの人の消費の誘惑を広げるのではなく、一抹の小さな波及でしかないけれど、「創造の解放」を、僕らはつくり直したい。

自分自身のために。社会のために。未来の子どもたちのために。

余談

話は大きく逸れますが、もう銀行にお金を預けてもあまり意味がない。

そのことをおもしろく紹介するYouTubeがあったのでご紹介します。

時間=賃金ではなく、時間=生きる。

今までやったことがありませんでしたが、限られたサラリーマン月収を大きくするサイクルを生みたくて、ひとつの手段として始めてみようと、最近「DMM FX」にとりあえず登録してみました。引き出すことは簡単なので、銀行に預けておくよりは。くらいの軽い気持ちで始めています。世の中「無料」なものほど怪しいので、あまり鵜呑みにしていませんが、やってみて知っておくには自分のインプット・ストックになるので、ひとつの経験として。ご興味がある方は試しに登録してみてください。


PROFILE
著者
IW-2050 Editor

《Internet World 2050》は、「疲れと創作」をテーマに、2050年からのよりより創造と自由な生き方を準備するためのアイデアを集めるメディアです。

いよいよ年金制度や人口動態が崩れてゆく2025年。30代の生産世代が未来を豊かにする創作を続け、個人資本を高めるためには「疲れをほぐすこと」が大切と、私たちは考えます。

自然、旅、映画、音楽、マンガ、副業、経済、世界情勢など、さまざまなジャンルを通して、2050年に50歳になる私たちがより良い生き方を始めるための発見やヒントをお届けします。

運営:Internet World 2050編集部

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